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また、最近見た戦争映画として「ミッドウェイ」をご紹介します。
































[最近見た戦争映画]
「ミッドウェイ」


あらすじ：山本五十六(豊川悦司)、山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)率いる日本軍の艦隊が真珠湾を攻撃する。戦艦エンタープライズの艦長ハルゼー(デニス・クエイド)は、パイロットのディック(エド・スクライン)と彼の隊に日本軍艦隊の追跡を命じた。アメリカ軍のニミッツ最高司令官(ウディ・ハレルソン)とレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)は、次の戦闘に備えるため日本軍の戦略を分析し、やがてミッドウェイで両軍が激突する（全文引用、Yahoo映画、画像にリンク）。


ミッドウェイ海戦は三国志にたとえると「赤壁の戦い」と考えられる。おごり高ぶった連合艦隊がドーリットル作戦の東京空襲によりミッドウェイにおびき寄せられ、米軍の罠にはまったのであろう。空母の攻撃方法は連合艦隊が船は魚雷で沈めるのに対し、米軍は空母の甲板を攻撃すれば空母の機能を失うという考え方の違いで米軍の方が合理的と考えられる。
これと同じ発想をしていたのが、山口多聞であり、爆弾を装備したままでの発進を促したが、受け入れられず、魚雷への装備変更の間に米軍の急降下爆撃機に攻撃されたのである。連合艦隊が勝機を逃した瞬間である。山口多聞は空母飛龍と運命をともにしてしまった。人材の損失である。
映画を見てもわかるが、米軍は日本側の暗号をほとんど解読してそれを前線に伝えているのに対し、連合艦隊でへ海戦経験者の手記によれば、特殊潜航艇を用いた情報収集でさえ行っていなかったそうだ。情報戦ですでに負けている。アメリカは日本に先に銃を抜かせ、その後相手を撃ち殺すという、西部劇スタイルで日本を打ち負かしたのであろう。


（映画の1シーンの山口多聞、映画.com、画像にリンク）


子供の頃、アメリカ製の飛行機のプラモデルを買ったのだが、歳をかさねてからそれがミッドウェイ海戦で活躍した米軍の急降下爆撃機であることを知った。
大きな飛行機だと印象で、爆弾が小さく見えます。裏のボタンを押すと爆弾が投下できる仕組みになっています。アメリカ人にとっては勝利をもたらした自慢の飛行機なのでしょう。


学生の頃、アメリカの学生はコンピューターで戦争ゲームをやっているらしいということを聞きました。その後、日本にはインベーダーゲームブームがやってきて、その後個人でパソコンを使うようになりました。雑誌にミッドウェイ海戦シュミレーションゲームのBasicプログラムが掲載され、それをパソコンに打ち込んで何度もシュミレーションゲームをやりました。
結果は敵を索敵して先に攻撃すれば、勝てますが、先に攻撃されれば、負けでした。連合艦隊の空母4隻大破した状態では戦艦ヤマトを要しても米空母2隻、ミッドウェイ島の飛行機の攻撃を受ければ全滅です。索敵、情報収集が鍵でした。